高橋羚のメディアは報じないXで炎上した社会の闇について。

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《実録》派遣や求人募集の闇 実際に色々と応募してみてわかった嘘ばかりの求人情報

今回の内容は僕の実体験であり、実話ですが、あくまでの個人の感想で、多くのデータを集めた訳ではなく、完全なる偏見なので参考程度にご覧ください。

 

まずは少し長いが僕が今回、派遣や求人の闇に触れた経緯から説明しよう。


初めに僕のTwitterのプロフィール文を読んでみて欲しい(是非フォローも!)

twitter.com

 

そう、数年前まではタワマンに住み、FerrariやRolls-Royceなど名だたる高級車を複数台所有し、高いもので億を超える超高級時計のRICHARD MILLEなどをこよなく愛していたが、その後大破産。
 
その経緯は割愛するが、現在は真逆の生活をしていて(アパート、車なし、時計なし)お金に追われる(締め切りや資金調達などのストレス等々の)生活に疲弊し、人間関係、会社と社員の管理、人の曖昧さや適当さに呆れ、今後は会社などは一切起こす気にならないと思うし、責任がともなったり、やらなければならない事が強制される事はもうやりたくない(経営が下手だけだったかもしれないけど)

 

そして、一番はリアルな人間とのコミニケーションは疲れるに苦手だとわかった。

(どれだけ仲が良くても、家族ですら嫌に思える時もあるのに、だったらそれ以外の他人だったらもっと面倒に思えたり、抑えきれない感情のストレスが累積されていくはずだ。

 

そしてストレスは脳に炎症を起こす↓

kuishinbo-papa.com

 

与沢氏が言っていたが「人脈は人間関係の無期懲役で負債である」とは言い得て妙だ。
 
人間の織りなすしがらみというのは、想像できる以上に絡まっており、知らず知らずのうちに自分がなす意思決定に悪影響を与えていることが多々あります。
ですから新しい人との出会いを自分が喜び始めたら、もはやあなたの衰退は近いと心得てください
成功するために必要な要素は多くの場合、自分の内側に存在しているのです。
自分の心、自分の努力、すでに存在してくれている周囲の人との協力がすべてです。
結論から言って、人脈を広げてもお金には結びつきません
人脈というのは、将来的にお金を奪っていくもので、むしろ「負債」なのです。
なぜなら、人付き合いをしていくなかで、金銭にかぎらず人は自然と貸し借りをしていくからです。
〇〇を紹介するね」「〇〇について教えてあげる」「おめでとう、私からの気持ちです」といった具合です。
しかしながら、こうした相手のよかれと思う善意に対して、こちらだけ悪意で返すことはできないため、不要な提案を採用する無駄も生じます。
他人から受け取る善意というのは実は非常に高くつきます。
誰かと懇意にするほど、行きたくもない会合に出席する羽目になったり、本当は必要ではないものまで空気を乱さないためだけに買う羽目になったり、時にお金を貸したりする必要すらも出てくるわけです。
とくに、仕事上で欠かすことのできない大切な人間というのは、割合で言うと数千人に1人いるかどうか、5年に一度出会えたら多いくらいです。
吟味すれば、自分にとって本当に必要なステークホルダーは驚くほど少ないことがわかってきます。
ただし、大手企業の経営者なら事業提携なども関わってくるのである程度の人脈が必要です。そういった例外を除く多くの人にとっては、人脈はトラップであり負債であると断言します。
会合や交流会に誘われたら必ず顔を出しておく」「出会いは多ければ多いほどいい」こんな考えを持っているなら、時間とお金のロスなので今すぐ捨ててください。
そうした薄い人脈には長期的にお金を減らすマイナス作用があります。
お金を減らすだけでなく、悩みの多い人生になることも確実です。
いくら楽しい相手であっても、甘く見えるその蜜こそが時間をかけて猛毒になっていきます。
だから、安易に人と関わるべきではないのです。
このように、よく考えれば人付き合いは長期的には負債でしかないのです。そんな負債だからこそ、本当に大切な少数の人だけに絞って人付き合いをしてほしいのです。
こいつのためなら自分は損してもいい、いや損得ではないのだ」と思えるくらいの相手でないと付き合うべきではないといえます。
安易に広げれば、今度は人間関係の「懲役刑」を長年くらうことになるでしょう。
 
引用元 R-25 与沢翼著『お金の真理』より
そして他人は助けてくれないから、所得の源泉(自分で完結させる一次所得)を自分で完結させるのが理想である。
 
10人・・20人・・・と絡まないと回らないビジネスは、大企業がする事であり、個人でやっていたら脆いし、いつストップするかわからない。
 

僕は現在、リアルな友達はいないし、今後も作るつもりも一切ない。

(勿論ネット上でのフォロー、フォロワーは大事な資産だと思っているし、今後も益々重要性が増してくると思うし、ネットの緩い繋がりが一番いい距離である)
 
少し前に〝起業家〟と言えば体育会系の人達から憧れの眼差しだったが、今は起業をしなくても、ネットやSNSで繋がった人達や、自分を適正に評価してくれる人達に向けコンテンツを提供するフリーランス的な働き方もこのコロナで加速し一般的になってきた。

 

これは必ずしも「リアル」で友達は必要なく、大切な家族だけいれば後は ネットの緩い繋がりでも充分承認欲求が満たされるし、価値を感じてもらえるし、社会的価値になる(仕事になる)という証明でもある。


だから僕は家族以外とは極力関わらない様にしている。
 
ひろゆきが言っていたが、お金を使わないと(消費)幸せを感じられない人って際限がなく、僕は何億も散財したが、終わりなき欲求の沼にハマっただけでわかった事は

〝上には上がいる〟そして〝この世界は自分が相対的にしか評価されない〟その二つ。


そして自慢ではなく自虐ネタだが今は無職だ。笑 
そう、プータローなのだ。
(偉そうにマウント取る事じゃないのは承知済だよ)


こんな経緯や考えの基、好奇心と最低限のランニングコストを稼ぐ為に、人的資本(自分自身)を投入しこれまで働いた(雇われた)事がないので勉強に行くつもりで色々と求人やらを見ていた。


これがキッカケだ。

 

1・全て実社名を暴露してやるつもりだったが辞めた。


僕は今回 

1.アプリの求人情報を見て→登録&応募する(登録したメールアドレスに送られてくるフォーマットに履歴書を記載)

2.派遣会社から連絡が来る(この時初めて派遣会社から連絡が来る)ここで、ヒヤリングされ、面談→登録に誘導される。

そして条件が良い案件などは怪しいと思ったので、何社か登録。


そして案の定だが、応募した時給や条件が他より良い派遣先の案件は〝もう定員です〟と言われ、似ている案件、つまり本当に案内したい案件や、紹介マージンやら手数料が大きい派遣先に誘導される。


フロントエンド、つまり撒き餌でリスト化して(登録)その後にバックエンド、つまり本当に案内したい案件を紹介してきた。

 

この時のセリフはこうだ


『いや〜どうもどうも!今日は暑いですね〜。実は〇〇さん(あなた)の為に良い案件を探してきましたよ(返報性の法則)ここは多くの人に働き易いと言って頂けており(社会的証明)そして大手の下請けなので安心です(権威性)〇〇さんは仕事が出来そうなのでここは良いと思いますよ(好意)これはタイミングで、これを逃したらなかなか他の条件が良い所は見つからないと思いますよ(希少性と一貫性)』

とビジネスに興味がある方なら誰しも知っている心理学の名著「影響力の武器」の著者ロバート・チャルディーニもびっくり、巧妙で実にクールだ。

 

確かにまた一から色々と探すのは煩わしいし、担当さんが一生懸命探して来てくれた。

それならここで働こう、めでたしめでたし。

 

でもこれは探す側が騙されているに過ぎないのではないか?

 

それに最初の高時給の案件は「そもそもなかった」のだから時間と労力が搾取され、安易に人を呼び、人を馬鹿にして舐めている行為ではないか?

 

「当たりのないくじ引きを、続けているみたいなイメージ」

 

だから今回、その会社名などを全て暴露して書いてやろう!と思ったが、派遣会社や中間業者、その全てがこの限りではなく、〝全て〟と書いてしまうと、僕もサンプル数が少ないし、中には真っ当にコツコツやっている派遣会社に対して失礼にもなる。

 

そこで僕は「こんな世界も存在するものだ」と割り切りました。

 

でも、果たしてこれでいいのだろうか?このままでいいのだろか?何かおかしくないか?

 

2・もはやこれは派遣会社だけではない。

 

僕は薄々と不動産の賃貸物件みたいに、こんな感じの仕組みだとわかっていたが、ここまで酷いとは、、、。


酷い会社だと〝もう定員です〟と言いながら、最初の連絡〜登録をさせる為に時給を50円下げたり、少しばかり条件を変え、もう枠がないのに「餌撒き案件」として再募集していた。

 

これは僕の知る限り、不動産物件、中古車業界も同じ事をしている。


そして僕との電話やテレビ面接の際、相手が僕の住所がタワマンだった事や、話したイメージから「カモに出来ない」と思ったのか、色々とぶっちゃけ話を聞かせてくれたが、中々面白かった。


・この〝事実〟は確かに存在するので、これから仕事を探したりする人、派遣会社に登録しようとしている人へ伝えたい事

 

先ずは上記内容みたいな事が実際に起きている世界が存在している事実をしっかりと知っておく。


それから派遣会社の求人案内を見ると、情報が沢山あるがこの時点では撒き餌なのか否か、判断が困難なので応募&登録するとする。


登録完了後、派遣会社からの折り返し連絡が、当日から5日位の間に来ると予想され、その際に〝先ずは登録から〟と言われると思うので(営業のノルマとか諸事情があるみたい)勢い、流れに任せずに落ち着いて〝応募した案件はまだ枠はございますか?可能でしたらそこで働く事を前提に話を進めさせて頂きたいですが、どうでしょうか?〟と聞くと良いと思います。


それで〝あいにくもう定員です〟と言われ、それに近い、納得できる条件ならいいが、妥協点が多い案件を勧めてくるならしっかりと断った方が良い。
(お互い時間の無駄)


そして意外と時給は交渉できるものです。


時給は採用担当の裁量が大きく、自分(あなた)次第だが50〜150円は意外と直ぐに交渉出来る。


あなたに何かスキルや価値になる事があれば、アピールして交渉しよう。


直ぐに返事(決定の)は出さない。そして同時に何社が応募する。


上記と通ずるが、直ぐに返事を出すより(足元を見られる)他と検討する為に様子をみよう。

もしかしたら、向こうから時給を上げて交渉してくるかもしれない。

 

最後に暇だったので、人材派遣のマージンについて色々と調べてみた。

 

人材派遣の利益率はマージン率(手数料)と思われがちですがその場合ではないケースが多い。

 

利益率は派遣料金のなかから派遣会社が受けとる利益の割合のこと。

マージン率は派遣金の中から、利益も含めた売上の割合のこと。

 

実際にマージンから派遣社員の税金(保険など)派遣会社の運営に必要なランニングコストなど、派遣先企業から支払われる派遣料金に含まれるマージンから、経費や社会保険料などを引いた額が人材派遣会社の利益となる。

 

それでも経費などは派遣会社によって異なり、利益率も各会社によって変動するみたいです。

 一般社団法人 日本人材派遣協会によると、人材派遣会社の利益率は約1.2%と説明していますが、これは怪しい数字だ。

引用元 一般社団法人 日本人材派遣協会

 

そこで大手派遣会社のマージン率を調べてみた。

派遣会社名 マージン率
パーソルテンプスタッフ 25.0%
リクルートスタッフィング 30.7%
スタッフサービス 31.1%
パソナ 32.4%
アデコ 29.0%
マンパワー 30.8%

※各派遣会社の本社情報を参照

 

マージン率は法律などは決まっておらず、上限または下限が設定されているわけではありませんが、20~30%台が多くなっているのがわかります。

でもちょっと分かりにくいので、もう少しわかりやすく説明してみます。

 

実際に厚生労働省のホームページを探したら

「令和2年度 労働者派遣事業報告書の集計結果」があったのでそれを参考に計算してみる事に。

(令和3年度版は現在公表に向けて精査中でした

引用元 厚生労働省

上記の(4番)派遣料金(8時間換算)(平均)   24,203円

上記の(5番)派遣労働者の賃金(8時間換算)(平均) 15,590円

この数式から計算して・・・

24,203-15,590=8,613  

よって平均マージンは8,613円となります。

 

派遣会社は労働者派遣法(派遣法23条5項)でマージン率を開示する義務がありますが業者によりわかりにくい箇所に掲示していたりしています。

elaws.e-gov.go.jp

 

こんな具合だった。

 

 

こんな数多くいる派遣会社に罰則を与えることは難しいのか?

 

調べたら職業安定法第65条8号で、虚偽の条件を提示して労働者を募集することに対して罰則が定められていて、派遣求人サイトでも禁止されています。

虚偽の広告をなし、又は虚偽の条件を呈示して労働者の募集を行った者又はこれらに従事し た者は6カ月以下の懲役又は10万円以下の罰金に処せられる(法第65条第8号)。

職業安定法第65条8号

でもこれは求人を出している派遣会社にしか分からない事。

 

だから、仕組みを理解して見抜く知識を持たないといけません。

 

*因みにブログを書いてる「この今」も新しい派遣会社から電話が掛かってきた!

怪しいと思っていた会社で内容は・・・

「申し訳ありません、そちらはもう埋まってしまいましたので、条件の似た所をご案内できますので、先ずはご登録からお願いします」だってさ。笑

そして大体女性の営業マン。

(男性には女性、女性には男性とかって決めてるのかな?)

 

ですが、中には信用できる会社やスタッフに当たるかもしれませんので、あくまでも参考程度に。